バッハと八橋検校

今は「トッカータとフーガ・ニ短調BWV538"ドリア調」に取り組んでいる。
もちろんBWV565(鼻から牛乳のやつね)に比べて一般知名度は落ちるだろう。でも538も名曲中の名曲(自信作だったらしい)なので、何とかしたい。
 ひとつにはこの曲はずっとsempre fで565ほどメリハリが感じられにくいのもあると思う。実はOberwerk トPositivの使い分けで生で聴くと圧倒的なステレオ効果?があって面白いはずなのだが、録音ではなかなか伝わらない。そこでオーケストラ化して様々なメリハリ、音の変化を実現させたらかなり一般にも大受けするのではなかろうかと思っているのです。

並行して八橋検校の「六段」にも取り組んでいる。
なんで箏曲のオーケストラ化なんて無謀なことを始めたかというと、ある日突然「降りてきた」のです。

 正確に言うと頭の中で六段目の冒頭がなぜかオーケストラの響きで鳴っていて、しばらく数日間「何の曲だったろう、ムソルグスキーでもストラビンスキーでもないし」と悩んでいたら「そうだ六段だった」と気が付いたのです。でもかなり悪戦苦闘している。三段目、四段目あたりをどうまとめるか、ひらめきが欲しいところです。